分類 > 良寛シリーズ
良寛酒ほがひ
四六判・323頁・定価3080円(税込)
2003年02月発行
ISBN978-4-8301-0989-8
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
伊藤宏見著
酒を愉しむ良寛には、豊酒・寿ぎ酒のこころが、古事記の世界から伝わっていて、これを、良寛の酒楽ひ(さけほがひ)という。本書は、良寛の精神医学からの観点や、老いの問題との向い合い、近代歌人への影響、真言密教との関わり、行脚の生涯についても語っている。
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目次
はしがき
良寛酒楽――古事記のまねび―― 伊藤 宏見
精神医学からみた良寛 石田 春夫
佐太郎と良寛 青田 伸夫
良寛禅師と歌人高木一夫 瀬口 信夫
良寛の歌語から外された「玉藻刈」――万葉集人麻呂歌における叫びと嘆きの輻輳―― 寺島 利尚
「老い」良寛さんの歌 村上 博男
良寛と真言密教 伊藤 宏見
真言密教と良寛の和歌 伊藤 宏見
良寛余話 江端 一郎
国仙と良寛の歩いた道 柏木 要
作詞における実感と熟考――立石寺における芭蕉の場合―― 山下峡太郎
私の好きな歌人――光厳院・齋藤史―― 川端 弘
奉讃良寛上人 良寛会三十周年記念募集作品 井上和江 他
第六十回 良寛会を迎えて 山下峡太郎
第六十回 良寛会三十年の歩み 柏木 要
良寛会行事暦(第四十五回より第六十回まで)
あとがき
執筆者紹介
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