分類 > 経済・経営
新しい社会政策
A5判・235頁・定価3080円(税込)
2002年11月発行
ISBN978-4-8301-0991-1
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
兼清弘之著
社会政策とは、生活の保障、労働条件の改善を目指す公共政策と言われているが、現代社会においては、社会政策に対する課題が多様化している。少子化による年金制度の歪みや不信、セクシャル・ハラスメント。本書は、社会政策の基礎概念から、新しい課題について論じている。
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目次
まえがき
第1章 社会政策の成立
1 社会政策の概念
2 イギリスの救貧法と工場法
3 ドイツの社会保険と講壇社会主義
4 日本の社会政策思想
第2章 産業化と就業構造の変化
1 賃金労働者の増加
2 産業構造の変化
3 職業と従業上の地位
4 労働力の移動
第3章 労働供給と労働市場
1 労働の量的把握
2 生産年齢人口と労働力
3 労働供給の変動
4 労働と余暇の選択
5 女性の就業
第4章 賃金と人的資本投資
1 賃金の経済的機能
2 労働の生産力と賃金
3 人的資本投資
4 教育と生涯賃金
第5章 完全雇用と失業
1 豊かな社会の雇用と失業
2 完全雇用と政府の役割
3 失業の多様性
4 不完全就業
第6章 労働組合と労働運動
1 賃金労働者の組織化
2 労働組合の目的と役割
3 日本の労働運動
4 労働組合のナショナル・センター
第7章 労使関係と労働政策
1 労使関係の当事者
2 労働組合の影響力
3 日本的雇用慣行
4 労働政策の現代的課題
第8章 高齢化社会の労働と福祉
1 少子高齢化社会
2 高齢者の就業と所得保障
3 高齢化社会の福祉政策
4 社会保障と世代間公平
第9章 新しい社会政策
1 社会政策の経済理論
2 総合社会政策と福祉
3 社会政策の学際的研究
事項・人名索引
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