分類 > 語学・文学
東西を越えて<改訂増補版>
比較文学文化のために
A5判・266頁・定価3080円(税込)
2006年04月発行
ISBN978-4-8301-1079-5
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
伊藤宏見著
東西の文学と文化が比較対照されるようになってから久しいが、本著は新しい視点と問題意識をかかげて、双方が影響しあう点を論じた、実証的である。今後の世界文学、宗教、芸術に互って、その在り方への指針となるべく、リーチ、大拙、ユングの思想をも紹介に努めている。
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目次
はしがき
1.イェイツと鈴木大拙
2.イェイツとイマジズム詩人らの東洋文化の受容
(1)『日本からの模倣』(日本を真似て)
(2)エリオットと東洋的無の静寂
(3)芭蕉とカール・サンドバーグ
(4)イェイツの詩『碧瑠璃』
(5)イェイツと謡曲
3.英米作家の日本の伝統文化の受容とその現象
ことに小泉八雲、夏目漱石、イェイツ、フェノロッサ、バーナード・リーチについて
(1)焼津における八雲
(2)八雲の書簡五通と母節子より長男一雄への手紙
(3)熊本大学訪問及び旧五校校舎資料
(4)バーナード・リーチについて
(5)『東西の国境を越えて』の抄訳と感想
4.世界史的な思潮の中の日本及び東洋文化
(1)ユングとThe I Chingの『金華経』
(2)セオソフィカル・ムーブメントとイェイツ
(3)イェイツと謡曲とのかかわり
(4)エリオットと印度思想と仏教
(5)八雲の『橋の上にて』と『石仏』
(6)『美保の関にて』
(7)ロバート・ブラウニングと薄田泣薫 二人の詩について
(8)ロバート・ブラウニング・スティーブンスンと吉田松陰
(9)ロバート・ブラウニング・スティーブンスンと赤穂浪士(四十七士)
(10)捨て果てたる風景 イェイツの境地とシェイクスピア
(11)ラフカディオ・ハーンの書道論
(12)正岡子規の英文『詩人としての芭蕉』
(13)薄田泣菫(一八八六〜一九四五)の『望郷の歌』と『於母影』の『ミニヨン』の歌
(14)『新體詩抄』について
(15)新訳トマス・グレイの詩 『墓畔吟』
(16)トマス・グレイについて
(17)『墓畔吟』の詩について
あとがき
改訂増補版に刊行にあたって
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