分類 > 語学・文学
英米文学への誘い
A5判・457頁・定価4180円(税込)
2008年07月発行
ISBN978-4-8301-1124-2
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
鏡味國彦・齊藤昇編著
本書は、英米文学のさまざまな世態、風俗、歴史などへの独創的な眼差しを浮き彫りにして綴ったものであり、あえて定義すれば「ポリフォニー的な響きを放つ海波の文学への案内書」とでも言えるのではないだろうか。
[戻る]
目次
はしがき 鏡味國彦
第一部 イギリス文学編
第一章 イギリス文学史散歩 山田政之
第二章 ブレイクのヴィジョンにおける子どもと喜び 長島一比古
――「はじめのうた」における強弱格の用法――
第三章 ウイリアム・ブレイクの文学と視覚芸術への誘い岡崎真美
第四章 ジョン・キーツについて 山田朋美
第五章 ドラキュラの一考察 吉村純司
――ドラキュラとフランス、ポリドリからストーカーへの系譜――
第六章 ジェイン・オースティン――生涯、作品紹介、問題点―― 太田美智子
第七章 嵐が丘への招待 佐々木冨美雄
第八章 ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と彼の作品 森健太郎
第九章 ウォルター・ペイター 上村仁司
第十章 ジェローム・K・ジェローム 橋智朗
第十一章 ビアトリクス・ポターと自然保護 小長谷マサヱ
第十二章 ジェイムズ・ジョイス/岡倉天心 東郷登志子
――『ユリシーズ』『雨合羽の男』の謎から――
第十三章 時・無知・叡智 太田直也
第十四章 トムの文化と太郎の文化 遠藤祥雄
第十五章 イギリスの偉大な劇作家 新熊清
T ウィリアム・シェイクスピア
U ジョージ・バーナード・ショー
第十六章 イギリスの現代小説 鏡味國彦
T ブルームズベリー地区で学んだ文学者・思想家たち
U フォード・マドックス・フォード――〈新しい小説形式を求めて〉……理論から実践へ――
V エドワード朝の作家たち ――ジョン・ゴールズワージー、H・G・ ウェルズ、アーノルド・ベネット――
W ドロシー・リチャードソンの『巡礼』について
X D・H・ロレンスの世界 ――『恋する女たち』を中心にして――
Y 精神と肉体、散文的精神と情熱の結合 ――E・M・フォースターの世界――
Z この古くて新しいもの ――ロレンス・ダレルの『アレキサンドリア・カルテット』について――
第二部 アメリカ文学編
第一章 文学的地平を拓く――ワシントン・アーヴィングとウォルター・スコット―― 瀧口美佳
第二章 ウォールデン湖と四尾連湖 ――もうひとつのソロー文学受容史―― 齊藤昇
第三章 ウォルト・ホイットマン 安齊薫
第四章 ルイザ・メイ・オルコットの2つの人生 川西加恵
――『若草物語』に描かれたものと描かれなかったもの――
第五章 ある短編作家の文学風景 ―― O・ヘンリーのニューヨーク―― 齊藤司
第六章 ポール・オースター ――ポストモダニズムとニューヨーク―― 日中鎮朗
第七章 ハーヴァードのエマソン学者ジョエル・ポーティ 依藤道夫
第八章 文学を学ぶ素人としてテーマを捉える 石月正伸
第九章 ウィリアム・フォークナーの「エミリーへのバラ」をめぐって樺山弘盛
あとがき
[戻る]
当社は、大学・専門学校などの教科書・参考書を主に出版している出版社です
人文・社会・自然科学・教育・保健体育・芸術に至るまで、多種多様な書籍を出版しています
また、学術研究論文や歌集など自費出版も手掛けています
書店・取次店様専用の
注文ページです
こちらから
ご注文ください
あなたの原稿を
本にしてみませんか?
教科書企画・自費出版
受付中!!
簡単な入稿からの
手順を紹介しています
お気軽にご相談ください
画像データの
入稿方法などを
紹介しています
ご一読ください