分類 > 心理学
改訂版
精神保健入門
人間中心(尊重)の援助
A5判・172頁・定価2200円(税込)
2008年12月発行
ISBN978-4-8301-1141-9
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
山内常博・米山岳廣・岡村真理子著
精神保健の概論から心の問題と病理、子どもの問題と病理、心理療法の理論、心の健康について、精神障害者の生活問題、精神保健福祉の実態などを、実例とともに収録した精神保健の入門書である。
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目次
改訂版 はじめに
1章 精神保健とその歴史
1節 精神保健の概要
1 精神保健
2 精神保健の目的と主題
3 健康な精神(心)と人格
2節 精神障がい者対策の歴史
1 精神障がい者に対する抑圧と非人間的処遇
2 精神障がい者の解放と精神衛生運動
3 日本の現代までの主な事項(明治時代以後
2章 精神的な問題と病理
1節 神経症
1 神経症の心理学的特徴
2 不登校(登校拒否)の事例
2節 神経性食欲不振症(拒食症)
3節 多重人格性障がい
4節 人格障がい(異常性格)
1 自閉性人格障がい
2 統合失調型人格障がい
3 境界性人格障がい
4 演技性人格障がい
5節 精神病の概念と統合失調症
1 統合失調症の症例・M(女性)
2 統合失調症の症状
3 型その他の特徴
4 統合失調症の原因と治療
6節 精神病クライエントの入院生活
7節 外因性精神障がいほか
1 老年期認知症
2 アルコール依存症
3章 子どもの問題と病理
1節 身体に表れる問題
1 心身症
2 チック
3 吃 音
4 睡眠障がい
2節 行動に表れる問題
1 緘 黙
2 不登校
3 非 行
3節 発達障がい
1 学習障がい
2 注意欠陥/多動性障がい
3 広汎性発達障がい
4 発達障がいへの援助
4節 子どもの問題への援助法
1 遊戯療法
2 箱庭療法
3 描画療法
5節 事 例
1 「友達への乱暴行為」で受診したA夫
2 「選択性緘黙」の症状で受診したB子
6節 子どもの問題に対処する際の留意点
1 母親の役割の重要性
2 子どものコミュニケーションの特徴
3 子どもの成長する力を信じること
7節 子どもの問題を扱う専門機関
4章 心理療法と成長促進的援助
パーソン・センタード・アプローチ
1節 クライエント中心療法
1 クライエント中心療法の前提としての「実現傾向」
2 治療のための必要で十分な条件
(治療によるパーソナリティ変化の条件)
3 治療者のあり方として重要な中核条件(第3〜5の条件)
4 一致または統合性(第3条件)
5 無条件の尊重(第4条件)
6 共感的理解(第5条件)
7 クライエント中心療法について
8 クライエント中心療法の治療効果
2節 心理療法の実際的場面(出会いの場面)
3節 「人間中心のアプローチ(援助法)」の提唱
4節 ロジャーズの思想(パーソン・センタード・アプローチ)
5節 遊戯療法について
6節 人間形成の理論・その概略的部分
(パーソン・センタードの促進援助法の例)
5章 心の健康について
1節 心の健康とは何か
1 健康な心
2 子どもは「心の健康」への成長なかば
2節 健康な心のために必要なこと
1 経験に開かれていること
2 「自分が自分自身(真実の自分)になる」ということ
3 権利と人格を尊重する人間関係
3節 エンカウンター・グループ
1 エンカウンター・グループの概要
2 参加者の感想
6章 精神障がい者の生活問題 社会福祉の視点
1節 生活問題論の視角
1 生活とは 概念の明確化のために
2 生活問題とは
2節 生活問題発現の過程
1 生活問題の出現メカニズム
2 生活問題とライフサイクル
3節 精神障がい者の生活問題
7章 精神障がい者の援助 精神保健福祉の実態
1節 精神障がい者の実態
2節 精神保健福祉施策と組織
1 精神医療施策
2 地域精神保健福祉施策
3 社会復帰・福祉施策
4 精神保健福祉領域のソーシャルワーカー
3節 残された課題 長期在院者問題
引用・参考文献
文献案内
索 引
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