分類 > 語学・文学
文学のなかの人間と動物
ロレンス、マードック、ダンモア、ゲイル
A5判・226頁・定価2530円(税込)
2015年05月発行
ISBN978-4-8301-1273-7
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
野口ゆり子著
人間は、様々な動物を生きていくため、また娯楽や愛玩のために必要としてきた。その様子は、様々な文学先品に取り上げられているが、本書では特にロレンス、マードック、ダンモア、ゲイルの作品における人間と動物の関わりを取り上げ、哲学的な観点から考察する。
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目次
凡例
はじめに
第一部 人間と動物
第一章 人間と蛇
デリダのセミナー
「蛇」の顔
ロレンスの詩「蛇」
デリダの「蛇」の解釈
「死んだ男」のなかの蛇
「イングランド、私のイングランド」のなかの蛇
第二章 人間とキツネ
ロレンスの「キツネ」
キツネとしての若者
獲物としてのマーチ
マーチとヘンリー
反対するパンフォード
キツネの死
結婚の承諾
バンフォードの抵抗
バンフォードの死
幸福という幻想
蛇とキツネ
ダンモアの『ゴー・フォックス』
現れたキツネ
ゴー・フォックスと公園へ
家に帰った二人
動物の受容
第三章 人間と馬
歴史のなかの馬
ロレンスの「セント・モーア」
ルイーズとセント・モーア
孤高のセント・モーア
事故
馬との逃走
アメリカへ
馬と農場
第四章 人間と犬
動物と道徳
手放された犬
ベラミーという男
モイという少女
アナックスの逃亡と帰還
ベラミーとアナックスとモイ
第二部 ロレンス、マードック、ダンモア、ゲイル
第一章 ロレンスの作品に見られるパルレシアとシニシズム
真理と勇気
パルレシアストとしてのロレンス
優しさへの勇気
冷笑家としてのロレンス
第二章 マードックの『何か特別なもの』
マードックの唯一の短編
母と娘
バーでの騒ぎ
何か特別なもの
イボンヌの涙とガブリエルの涙
風俗小説としての『何か特別なもの』
第三章 マードックが描いた偶然の哲学
偶然とは何か
結末の章
マードック的なゲイル
引用文献
あとがき
索引
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