分類 > 社会学研究シリーズ
社会学研究シリーズ 理論と技法 25
環境社会学入門
環境問題研究の理論と技法
四六判・281頁・定価2750円(税込)
1999年12月発行
ISBN978-4-8301-0892-1
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
舩橋晴俊・古川彰編著
社会学において、環境問題の研究は未開拓の領域といえよう。切実な環境汚染、また自然との共存が問題とされている今、環境社会学は現代社会像そのものを大きく変容させる可能性をもっている。本書は、環境社会学の調査、研究、アプローチ等の方法と紹介する。
[戻る]
目次
はしがき
第1章 環境社会学研究における調査と理論
1 環境問題研究における社会学の固有の可能性としての調査と理論
2 調査と理論の相互関係-「調査を導くものとしての理論的視点」と「調査を通しての理論形成」
3 調査を通しての理論形成の途上の諸問題討議のための例題
第2章 環境問題の変化と環境社会学の研究課題
1 環境問題とその認識の変化
2 環境問題と環境社会学研究
3 環境社会学の研究テーマ
討議のための例題
第3章 公害問題研究の視点と方法――加害・被害・問題解決
1 公害問題研究の基本視点
2 公害の被害構造と加害過程
3 公害問題の解決方法と解決過程
4 公害問題調査の技法
5 結び
討議のための例題
第4章 環境の社会史研究の視点と方法――生活環境主義という方法
1 環境問題というイデオロギー
2 近代知と生活世界
3 生活の現場という発想
4 生活環境主義の理念と方法
5 おわりに
討議のための例題
第5章 地域における環境問題へのアプローチ
1 地域環境問題をみる視点
2 個人への注目
3 より広い文脈への関連づけ
4 解決への志向性
5 おわりに――社会的実験としての地域環境問題――
討議のための例題
第6章 環境問題と国際関係
1 国際的な環境問題の分類
2 産業化と環境破壊による生活変容
3 加害メカニズムの国際性
4 環境問題をめぐる運動と環境意識
5 調査の留意点
討議のための例題
第7章 環境社会学における定量的調査
はじめに
1 統計調査(survey)の位置付け
2 良い調査と悪い調査
3 統計調査の活用
4 おわりに――統計調査による環境社会学の課題
討議のための例題
調査技法についての手引
1 一般的な注意点
2 ヒアリングのしかたについての技法と注意
3 研究成果のまとめと当事者への還元
文献紹介
索引
[戻る]
当社は、大学・専門学校などの教科書・参考書を主に出版している出版社です
人文・社会・自然科学・教育・保健体育・芸術に至るまで、多種多様な書籍を出版しています
また、学術研究論文や歌集など自費出版も手掛けています
書店・取次店様専用の
注文ページです
こちらから
ご注文ください
あなたの原稿を
本にしてみませんか?
教科書企画・自費出版
受付中!!
簡単な入稿からの
手順を紹介しています
お気軽にご相談ください
画像データの
入稿方法などを
紹介しています
ご一読ください