分類 > 経済・経営
市民・行政マン・NPO・学生への
行政評価理論入門
実務と理論
A5判・146頁・定価2200円(税込)
2000年11月発行
ISBN978-4-8301-0927-0
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
田辺正著
本書では、「行政評価」とは何か? 「成果」とは何か? ベンチマーキングとは? 行政でのアウトソーシングとは? 住民参加と行政評価の関係は? 行政評価システムをIT上で構築していくには、などの現実的諸問題について入門的に論ずる。
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目次
はしがき
・実務編・
第1部 行政評価とは
1章 行政評価と「第三の道」
2章 行政評価の現状
1、わが国の現状
2、米国の現状
3章 行政評価の目的
4章 自治体間競争
5章 行政評価システムの全体像
6章 行政評価システムの導入
7章 行政評価の種類
8章 行政評価の基準
9章 導入後の行政評価システムの問題
<注>
第2部 「成果」と「行政評価」
1章 英国サッチャリズムと「成果」
1、サッチャリズムと「成果」
2、その政策、成果そして評価
2章 「成果」と表象
1、社会学から見る「成果」
2、「成果」の種類と意味
3章 なぜ「成果」による行政評価が重視されることとなったか
4章 行政評価と住民参加
5章 成果指標とベンチマーキング
6章 行政評価システムの実際
1、総合行政と行政システム改革の実際
2、事務事業評価システムの実際
7章 ITと行政評価
8章 行政評価と関連理論
9章 行政評価の今後
<注>
・理論編・
第3部 行政評価の基礎
1章 社会を規定する法則
2章 行政の均衡
1、行政は公共財を生産し、住民に提供する
2、成果指標はなぜ必要か
3章 住民の均衡
住民はいかに公共財を選好(評価)するか
4章 公共財の均衡
1、住民満足が最大となる自治体の事業組み合せについて
2、成果=予算対応の原則(民主主義ルール)
5章 公共財と民間財の同時均衡
1、政府規模はいかに決定すべきか
2、外形標準課税と社会均衡
3、ラッファー・カーブと公債
4、行政独占
5、自然独占と逆ラッファー・カーブ
6、縮小する経済と財政政策
6章 行政コア・コンピタンスと外部競争・内部競争
1、行政のコア・コンピタンス性
2、外部競争(部門間競争)と第1種アウトソーシング
3、内部競争(自治体間競争)と第2種アウトソーシング
7章 革新について
1、技術革新と行政革新
2、イノベーションの要因
3、革新と政策
8章 行政評価の諸原理
9章 ケインズ体系の社会的一般化
<注>
あとがき
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