分類 > 自然科学・工学・産業
ランドスケープデザインの挑戦
A5判・119頁・定価1980円(税込)
2002年03月発行
ISBN978-4-8301-0973-7
在庫: 僅少 ※ 2023年11月現在
大月勝義著
ランドスケープデザインとは何か? 自然と人間の景観設計。なぜランドスケープデザインは必要なのか? 現代社会の状況や思潮とランドスケープデザインの関係、ランドスケープデザインをはじめて学ぶ方のための入門書。
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目次
まえがき
第1章 ランドスケープデザインとは何か?
1−1 環境と人為
1]ランドスケープデザインはこう思われて来た
2]デザインの範囲
3]野性自然環境
4]人為自然環境
5]人工環境
1−2 一輪挿しから巨木の森まで
1]大きいスケールの場所を対象とした景観設計
2]やや大きいスケールの場所を対象とした景観設計
3]普通のスケールの場所を対象とした景観設計
4]小さなスケールの場所を対象とした景観設計
5]各種公園
6]公共施設
7]街路樹
8]園芸
1−3 植物だけが主役ではない
1]水
2]音
3]光
4]香り
5]土
6]味覚
7]生物
1−4 自然との交歓ということ
1]ランドスケープの機能性について
2]人の意識について
3]場所のアイデンティティー
第2章 デザインに於ける近代主義とは何か?
2−1 近代主義というもの
1]近代主義の発生
2]環境への影響
3]現代への流れ
2−2 20世紀に発生した「環境問題」
1]環境問題とは何か?
2]ランドスケープデザインの対応
3]都市化の波
2−3 「心」と社会的背景
1]物事の変化の速度
第3章 ランドスケープの視点
3−1 風土性の復活について
1]風土性とは何か?
2]風土性をどう考えるか?
3]ランドスケープと風土性
3−2 自然の変転
1]自然のサイクルとは?
2]社会の変化
3]自然の変化
3−3 物と心の関係
1]有機材料と無機材料
2]建設材料の画一性
3−4 野性自然について
1]現代の野性自然環境
2]気象の安定化
3]野性自然の未知性
第4章 ホーリズムという考え方
4−1 ホーリズムと還元論と
1]現代の環境開発組織
2]環境の一体化
3]3分野の合同討議について
4−2 何のためのランドスケープデザインか
1]人の心に働きかけるランドスケープデザイン
2]場所のアイデンティティーの復活
3]意識と環境
4−3 トランスモダンの環境デザイン
1]構築主義を超えて
2]今後の方向性
3]新しい環境開発組織
4]環境デザインと環境プロデューサー
5]トランスモダンの環境デザイン
あとがき
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