分類 > 語学・文学
フォークナーの文体
文学テクストへの言語学的アプローチ
A5判・229頁・定価3080円(税込)
2004年11月発行
ISBN978-4-8301-1043-6
在庫: 僅少 ※ 2023年11月現在
四方田敏著
文学も言語を素材とする言語活動である。本書では、フォークナーの小説の言語表現を、言語学的に見たものを含めて、文体的考察を試みたものである。
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目次
はしがき
第1章 文体について
1 観念的文体
2 Amplifyingな修飾法
3 挿入文の活用
4 関係しによる並列構造
5 情報提示の技巧
6 再現的な手法
7 暗示的描写
8 叙情詩的描写
9 人物とその表象
10 情景描写
(a)自然描写
(b)自然との交感
第2章 『死の床に横たわりて』の言語
1 人物とその思考の表現
2 “言語”について
第3章 Cohesion(結束構造)
第4章 修辞的表現
1 転移修飾語
2 直喩
3 隠喩
4 擬人的な修飾語
5 複合形容詞
第5章 特異な表現法
1 付帯状況の表現
2 型破りの語法
3 内包的who
4 含意的なbecause
補遺(人物寸評)
1 Eula
2 Emily
3 Hightower
参考書目
あとがき
索引
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