分類 > 語学・文学
フラナリー・オコナーの南部
A5判・218頁・定価3520円(税込)
2005年09月発行
ISBN978-4-8301-1067-2
在庫: 僅少 ※ 2023年11月現在
野口肇著
フラナリー・オコナーの研究を続けてきた著者の第5弾論文集。オコナーの世界を、南部、神、音楽、風景から解く。オコナー作品を読み込むにあたり、より楽しく、より理解できる要点も解説している。学術研究書ではあるが、オコナー・ファンにも一読してもらいたい書である。
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目次
まえがき
第一部 オコナーの描く南部
第一章 オコナーの描く南部
「善人は見つけがたし」を通して
第二章 オコナーとジョージア州ボールドウィン郡
アンダルシア農場訪問に寄せて
第二部 オコナーの神
第一章 オコナーと「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神」
生きた神を求めて
第二章 登場人物から見るオコナーの世界
『賢い血』における巡回説教師たちの誕生の背景を探る
第三章 オコナーが伝える聖書のメッセージ
神との出会いをめぐって
第四章 「火の中の輪」について
コープ夫人再考
第三部 音楽に託して
第一章 「啓示」について
ターピン夫人の見る幻と黒人霊歌との関係
第二章 「イーノックとゴリラ」
" Tarara Boom Di Aye " とイーノック・エメリー
第四部 日常の風景から
第一章 「助ける命は自分のかもしれない」
そのテレビ版について
第二章 「イーノックとゴリラ」
ある映画の広告記事との関係について
第五部 オコナー研究余聞
第一章 「善人は見つけがたし」と聖書の関係
「テモテへの手紙一」を中心として
第二章 「この人を見ると豚を思い出すわ」
「善人は見つけがたし」に見られる豚のイメージ
あとがき
初出一覧
索 引
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