分類 > 保健・体育・スポーツ
健康科学としての運動生理学
(新装版)
A5判・219頁・定価2200円(税込)
2010年03月発行
ISBN978-4-8301-1173-0
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
中原凱文・石田良恵・角田直也・多賀恒雄著
近代文明,機械文明の発展に伴ない,あらためて人間生活の中で身体活動の必要性が見なおされ,かつ社会的要求も高まっている。本書では,一般教養としての運動生理を図版を多数用いてわかりやすく解説する。
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目次
はじめに
第一章 生体の適応 中原凱文
第一節 適応とは
(1)適応の本態 (2)ホメオステーシス (3)適応の分類
(4)科学技術の発達と適応
第二節 環境温度変化の適応
(1)体温の変化 (2)体温調節 (3)寒冷・暑熱環境への適応
(4)運動時の体温調節
第三節 低酸素(高山)状態への適応
(1)高度と気圧 (2)高地住民の特性
第四節 運動への適応
(1)適応能力からみた体力 (2)運動時の生体機能適応(概略)
第五節 ストレス
(1)緊急反応 (2)ストレスの概念
第二章 運動と筋機能 角田直也
第一節 骨格筋のつくり
(1)骨格筋の種類 (2)骨格筋の構造 (3)筋線維組織
第二節 骨格筋のはたらき
(1)筋収縮のメカニズム (2)筋収縮のエネルギー
(3)筋の収縮様式 (4)筋の出力特性
第三節 筋機能の性・年齢差
(1)筋力の性・年齢変化
第四節 筋機能とトレーニング
(1)筋のトレーニングによる適応 (2)筋力トレーニングの種類
(3)筋力トレーニングと性・年齢
第三章 運動と循環機能 角田直也
第一節 血液性状
(1)血漿 (2)血球 (3)血液成分の運動による変化
(4)運動時の心機能の変化
第三節 運動と循環機能変化
(1)循環系のしくみとその調節 (2)循環機能の性・年齢変化
(3)循環機能のトレーニングによる適応
第四節 循環と酸素運搬
(1)運動と筋血流 (2)循環と酸素摂取能力
(3)酸素摂取能力の性・年齢特性
(4)酸素摂取能力のトレーニングによる変化
第四章 運動と呼吸機能 中原凱文
第一節 肺機能
(1)呼吸器 (2)呼吸のメカニズム (3)肺容量 (4)死腔
第二節 肺活量
(1)肺活量とは
第三節 肺胞でのガス交換
(1)呼吸器の組成 (2)肺胞での学交換 (3)酸素解離曲線
第五章 運動とエネルギー代謝 中原凱文
第一節 エネルギー代謝
(1)エネルギー代謝 (2)呼吸商 (3)基礎代謝
(4)特異動的作用 (5)エネルギー所要量
(6)運動時のエネルギー代謝
第二節 運動と中間代謝
(1)筋運動時のエネルギー (2)糖・脂肪の利用
第三節 酸素摂取量と酸素(負)債量
(1)運動強度と酸素摂取量 (2)酸素債と乳酸 (3)2つの酸素債
第六章 運動制御 多賀恒雄
第一節 神経系の構成要素と基本的機能
(1)中枢神経系と末梢神経系 (2)ニューロンとシナプス
(3)興奮の伝道 (4)シナプス伝達 (5)骨格筋の神経支配
第二節 運送制御の基礎理論
(1)身体運動の表現モデル (2)随意運動 (3)反射運動
(4)運動学習
第七章 運動と健康増進 石田良恵
第一節 機械文明と運動不足(病)
(1)肥満のエネルギー収支 (2)肥満の判定 (3)肥満と疾病
(4)肥満とホルモン異常 (5)肥満の体型 (6)脂肪細胞の特性
(7)脂肪の役割 (8)肥満の成因 (9)食欲の調節
(10)減量とその方法
第二節 身体組成
(1)身体組成とは (2)全身の測定法 (3)局所の身体組成研究
(4)年齢に伴う身体組成の変化
第三節 運動処方
(1)運動処方とは (2)運動を始めるにあたってのチェック
(3)運動の実施に当っての原理、原則 (4)持久性体力テスト
(5)筋力、筋持久力向上のための運動
(6)有酸素全身持久力のトレーニング
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