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社会学研究シリーズ 理論と技法 13
社会運動研究入門
社会運動研究の理論と技法
四六判・297頁・定価2970円(税込)
2004年12月発行
ISBN978-4-8301-0880-8
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
帯刀治・北川隆吉編著
労働組合やNPOに代表される社会運動は、現代社会の構造や社会変動の内実を解明するには欠かせない研究テーマである。本書は社会運動研究について、社会運動研究の基本的視点、理論と研究技法、現代的位相と研究課題を主題にまとめたものである。
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目次
刊行の趣旨と目的
第T部 社会運動研究の理論と技法
第1章 社会運動研究の基本的視点と課題
1 20世紀から21世紀へ
―― 人類史を担うのは人類そのものである ――
2 社会運動の意義と本質
3 社会運動研究上の三つの注意点
第2章 社会運動研究の理論と技法
はじめに
1 社会運動の理論
2 社会運動研究の技法
3 社会運動の類型
4 社会運動の諸領域
むすびにかえて
第U部 戦後日本の社会運動
―― 歴史的・理論的分析 ――
第1章 市民運動の変化と制度・政策要求
はじめに
1 市民運動の形成と成長
2 市民運動の変容と分権型社会
3 市民運動からNPOへ
第2章 市民運動の現在
―― NPO・市民活動による社会構築 ――
はじめに NPO段階の市民運動を捉えるにあたって
1 市民運動における「市民」の概念
2 戦後日本の市民運動
3 現在の市民活動(NPO)における問題点
4 NPOサポートセンターによるNPOの支援
―― インターミディアリー(中間支援組織)の重要性 ――
第3章 日本の労働組合運動の今日的位相と研究課題
1 労働組合運動研究の諸潮流
2 労働組合運動の研究方法と課題
―― 布置状況、相互関連、主体形成を把握する枠組み ――
3 運動の布置状況と研究状況・課題
4 これからの課題と研究のスタンス
第4章 日米比較にみる労働組合運動と他の社会運動
はじめに
1 労働組合運動と他の社会運動とのかかわり
― 日米の違い ―
2 日米における労働組合の組織形態の違い
3 日本の労働組合運動と他の社会運動のかかわり
4 アメリカの組合運動と他の社会運動
むすびにかえて
第5章 現代の社会運動の組織形態
はじめに
1 社会運動組織への視角
2 1960年までの社会運動の展開と運動組織
3 1960年代以降の社会運動の変化と運動組織の形態
4 運動組織の形態の多様化と「ネットワーク」
むすびにかえて
第6章 グローバル化と社会運動
1 「反逆する尊厳」
―― グローバル化と新しい行為者の誕生 ――
2 国境を越える現象・国境を越える行為者
3 グローバル化という構造の変化
4 グローバル化と社会運動の担い手の変化
5 排除された者たちの抵抗のかたち
第7章 まちづくりに取り組むNPO
はじめに
1 NPO活動進展の社会的背景
2 NPO制度とNPO法人の特徴
3 まちづくりに取り組むNPOの可能性
むすびにかえて
文献リスト
あとがき
索引
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