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社会学研究シリーズ 理論と技法 15
逸脱研究入門
逸脱研究の理論と技法
四六判・338頁・定価3080円(税込)
2004年10月発行
ISBN978-4-8301-0882-2
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
宝月誠・森田洋司編著
本書では、これまで逸脱・犯罪研究に携わってきた研究者たちの豊富な経験に基づき、調査研究者の立場や考え方、データ収集、分析、研究方法の基本的な視点の解説と技法の「づぼ」を披露している。
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目次
はじめに
第1章 逸脱の研究方法
はじめに
1 逸脱研究における調査研究者の立場
2 逸脱研究と社会学研究
3 「逸脱化−−脱逸脱化」の位相転換
4 日常性に潜む逸脱生成の契機
5 逸脱研究が胚胎する認識上の隠蔽作用
6 逸脱研究の新たな課題
第2章 逸脱の主要な社会学理論
はじめに
1 社会構造に力点を置く逸脱理論
2 社会過程に力点を置く逸脱理論
3 行為者に力点を置く逸脱理論
4 理論の活用指針
第3章 官庁データを用いた研究
はじめに
1 犯罪・非行統計を「読む」
2 官庁データによる研究とその知見
3 試論:日本の犯罪動向のマクロな特徴をどう読むか
4 「公的記録」の問題点と改善の試み
結 論
補論 犯罪・非行統計で用いられる用語
第4章 質問紙を用いた調査
──犯罪被害者調査──
はじめに
1 被害者と被害者学
2 質問紙調査の概説
3 質問紙法による被害者研究の開始
第5章 ドキュメントを用いた調査
──冤罪の被害者の手記分析──
はじめに
1 冤罪の社会学的研究
2 社会学の対象としての冤罪
3 冤罪被害者の自白と手記
4 質的研究法としての手記分析
5 手記分析と一般化された図式
おわりに
第6章 メディアの内容分析の研究
──日本における喫煙問題を事例に──
はじめに
1 わが国におけるたばこの販売
2 日本における反喫煙運動の展開
3 印刷メディアにおける喫煙
4 映像メディアにおける喫煙
おわりに
第7章 インタビューによる研究
――「ドラッグ使用」の調査――
はじめに
1 研究の出発――問いと方法――
2 調査と文献のあいだ――文献渉猟の方法と意味――
3 実践上の諸問題
4 いくつかの知見
おわりに
第8章 会話分析による研究
──裁判過程の分析──
はじめに
1 概観
2 トランスクリプトの読み方
3 法制度の読み方
第9章 フィールドワークによる研究
──エスノグラフィーの可能性──
1 「エスノグラフィーについて語る」こと
2 私の「フィールド」経験
3 「フィールドワーク論」への違和
4 「フィールド」の成立
5 「フィールドワーク」の虚構
6 「理解」という罠
7 「フィールド」としての釜ヶ崎
索 引
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