分類 > 社会
国家は女性虐待を救えるか
スウェーデンとアメリカの比較
A5判・223頁・定価2200円(税込)
2002年06月発行
ISBN978-4-8301-0963-8
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
エイミー・エルマン著/細井洋子・小宮信夫訳
本書は、女性虐待を単に量的な現象面からではなく、質的な国家構造あるいは社会構造という視点から分析したものであり、社会学的に極めて興味深いものになっている。
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目次
序文
謝辞
1.分析の視点 ― ジェンダー特性と国家構造 ―
国家の構造
統合的なスウェーデン
連合的なアメリカ
国家中心の分析:女性を引き入れる
ジェンダー中立性:働く女性と家族の中の女性
概念的道具としてのジェンダー特性
暴行、レイプ、セクシャル・ハラスメントの政治学
2.比較の視点 ― 国家構造、文化、運動 ―
参政権:フェミニズムの第一の波
アメリカ合衆国
連合主義的共和国、そして断片的国家
アメリカの政治文化
アメリカのフェミニズム:構造的、文化的優位性
スウェーデン
中央集権的、介入的、拡張的国家
スウェーデンの政治文化
スウェーデンのフェミニズム:構造的、文化的特性
要約
3.国家の介入と婦女暴行
アメリカ合衆国
自治的シェルター
スウェーデン
国家的認可シェルター
刑事司法システム:共通の障害
アメリカの場合
スウェーデンの場合
要約
4.国家の介入とレイプ
アメリカ合衆国
意識高揚、クライシスセンター、その他救援サービス
スウェーデン
権威的な言説と少数のレイプ・クライシスサービス
刑事司法システム:共通の障害
アメリカの場合
スウェーデンの場合
要約
5.国家の介入とセクシャル・ハラスメント
アメリカ合衆国
セクシャル・ハラスメントの発見と文書化
法的闘争と行政的是正
スウェーデン
セクシャル・ハラスメントの認識
求められた法的救済と延期された救済
要約
6.結論
スウェーデン
アメリカ合衆国
結論
参考文献
訳者あとがき
索引
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書評
(株)出版ニュース社発行 『出版ニュース』 2002年7月下旬号
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