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寺山修司研究
創刊号
A5判・286頁・定価2530円(税込)
2007年05月発行
ISBN978-4-8301-1106-8
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
国際寺山修司学会編
本書は、2006年5月に発足した国際寺山修司学会による創刊号で、寺山修司の再評価を目指す。彼の芸術は海外で高い評価を得ているにもかかわらず、国内でのそれは真っ当とは言い難い。現代にも通ずる彼の芸術をエッセイ、論文によってアカデミックに論じている。
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目次
種 子 寺山 修司
巻頭言 清水 義和
エッセイ
さ迷いも収まって 九條 今日子
寺山修司のデザイン感覚 萩原 朔美
誰が、ラストシーンを観たか 安藤 紘平
寺山演劇は刺青する J・A・シーザー
寺山作品の謎解きに挑む―清水義和『寺山修司の劇的卓越』について― 高取 英
五月の鷹の生と死―寺山修司 馬場 駿吉
名古屋の寺山修司 古田 一晴
コノ世とアノ世 天野 天街
寺山修司と現在―「萌え」を表現する『田園に死す』と『エヴァ』 中根 英登
研究論文
寺山修司「東奥日報」新聞への投稿―未公開資料の紹介を兼ねて― 久慈 きみ代
地名との恋、あるいはイストワールとの闘争 中川 智寛
寺山修司 ラジオドラマ『山姥』から戯曲『青ひげ』へ 守安 敏久
寺山修司のマザー・グース 北山 長貴
寺山修司の名言集について 松崎 悟
『血は立ったまま眠っている』における聖娼のイメージ 山田 久美子
寺山修司の『狂人教育』とゴードン・クレイグの「超人形」 清水 義和
寺山修司の女装劇『毛皮のマリー』論 久保 陽子
英国紙劇評家が見た『身毒丸』ロンドン公演 磯部 哲也
『寺山修司』アレゴリーの演劇 三枝 泰之
寺山演劇と黒の象徴性―クロゴ論序説 遠藤 幸英
寺山修司「年譜」をめぐる問題点 小菅 麻起子
寺山修司の「民俗学的」食意識に関する一考察 馬場 景子
寺山的バナキュラーな建築と風景 吉田 貢
書評 『バロックの日本』守安敏久著 中川 智寛
書評 ナマテラヤマから遠く離れて 『寺山修司青春書簡』『寺山修司の劇的卓越』 榎本 了壱
書評 世界のテラヤマ 『寺山修司 過激なる疾走』
「異端児としての集団」 清水 義和
書評 『口にできない行為─寺山修司の前衛劇と戦後日本』 遠藤 幸英
The Distance between Shuji Terayama and William Faulkner Akiyoshi SUZUKI
寺山修司の音楽・序章 森崎 偏陸
国際寺山修司学会 活動記録(二〇〇六―七)
国際寺山修司学会規約
『寺山修司研究』二号 投稿原稿募集
編集後記
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