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講座 日本の都市社会 第3巻
都市の生活・文化・意識
A5判・222頁・定価2750円(税込)
2007年08月発行
ISBN978-4-8301-1111-2
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
北川隆吉・有末賢編著
本書の中には、都市社会、都市と社会意識、都市文化、の3つの領域が含まれており、現代の都市社会を構成している市民社会論とシティズンシップの議論や社会科学の位置付け、構造変動としての現代の都市社会変動について、考察している。
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目次
序章 都市社会の文化・生活・意識の研究・解明の意義と困難さ
1.益々深化し、相剋する都市社会・文化の伝統と創造の問題
2.都市社会・文化・生活への接近の方法と解明の課題
―― いくつかの希望的方向の提起として ――
総論 都市生活・文化・社会意識の特徴
1.都市社会論
2.日本の都市社会と都市生活
3.都市文化と社会意識
第1章 市民社会・人権・都市
はじめに
1.3つの市民社会・人権
―― マルクスを手かがりとして ――
2.3つの市民社会と国境を超えた人々
3.民族へのこだわり、強固なナショナル・アイデンティティ
4.「生命―生活」の維持・発展的再生産の論理
5.ボランティアの可能性
まとめ
第2章 人口流動と都市地域組織
――同郷会を事例にして――
はじめに
1.都市移住者が同郷者の凝集力を高める要因について
2.大阪加賀浴友会について
3.大阪加賀浴友会の動向
4.公衆浴場業の斜陽化と大阪加賀浴友会の動向
おわりに
第3章 都市社会といわゆるホームレス問題
1.本稿の目的
2 野宿者増加の背景
3.ホームレス問題の現在
4.ホームレス問題のゆくえ
5.むすびにかえて
第4章 都市の家族をめぐる問題
―― 多様化という名を借りた階層化――
1.若者家族と子育て
2.子育て期待水準の上昇
3.若者の経済基盤の不安定化、二極化
4.家族の階層化
第5章 大都市近郊における大学生の就業意識
―― 学校−就業システムの変容との関係から――
1.本章の課題
2.進路未定者の4タイプ
3.大学進学の容易化と過剰学歴化
4.産業・就業構造の転換と若者の就業意識
5.結論
第6章 都市のサブカルチャー
1.はじめに
2.サブカルチャーの基音はどこか
3.都市のノイズ
4.都市文化とサブカルチャー
5.おわりに
あとがき
索 引
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