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講座 日本の都市社会 第5巻
都市社会研究の歴史と方法
A5判・227頁・定価2750円(税込)
2007年06月発行
ISBN978-4-8301-1113-6
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
北川隆吉・有末賢編著
都市の生活における〈問題〉の発生と存在、対応(解決)、対策を検討する際に存在する歴史的、文化的、社会経済的な要素は何か、いかにして困難や諸問題はとりのぞけるのか、国の違いや各社会をこえての都市社会のもつ本質と未来をよみとる。
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目次
序 章 各国の現代都市の都市問題と都市研究
はじめに
1.本巻の趣旨と問題
―― 現代都市研究の課題とからめて ――
2.比較都市社会及び国際的比較都市論上の
基本的視点の模索の重要性
第1章 包摂的な民主的都市社会へのアプローチ ―― イギリス ――
1.はじめに
―― コミュニティ研究から都市研究へ ――
2.1990年代以降の都市研究
―― 空間、人種、民族、都市問題そしてパートナーシップ ――
3.社会的分断、排除の深化と民主的ガバナンスの推進
―― 都市研究の今日的課題 ――
4.都市とシティズンシップ
―― 民主的な都市再生へのアプローチ ――
5.包摂的な民主主義的都市への展開
―― コミュニティと行動的市民の役割 ――
第2章 シカゴ学派社会学の都市研究 ―― アメリカ ――
はじめに
1.都市社会研究のなかで意識される「シカゴ学派」とは
2.シカゴ学派社会学の成立
3.パークの都市/移民への視線
4.シカゴ学派社会学と都市研究のモノグラフ
5.「シカゴ学派」と「ミドゥルタウン研究」
―― 都市コミュニティ調査の観点から ――
6.結びに代えて
――21世紀の日本の都市社会研究と「シカゴ学派」――
第3章 中国における都市化の過程と地域社会の変容 ―― 中国 ――
はじめに
1.都市化に関わる諸概念と類型
2.中国におけるnon-urbanism都市化の推進メカニズム
3.中国都市における地域社会の変容
4.社区の類型と社区の現状
むすび
第4章 アフメダバード暴動の意味するもの ―― インド ――
はじめに
1.グジャラート暴動とその性格
2.暴動と州政治
3.インドの社会変動の中のグジャラート暴動
結 論
第5章 イスラムと都市社会 ―― 中東 ――
はじめに
1.イスラム都市研究の軌跡
2.イスラム都市とワクフ
3.現代のイスラム都市とイスラムによる社会サービスの提供
終わりに
第6章 巨大化する都市と蓄積される貧困 ―― ラテンアメリカ ――
1.はじめに
2.ラテンアメリカの都市化の特徴
3.ブラジルの都市化とその背景
4.過剰都市化と蓄積される貧困
5.おわりに
第7章 日本の都市社会研究
1.都市社会の研究とディシプリンとしての「都市社会学」
2.戦前期社会調査の系譜
3.家族社会学・農村社会学と都市研究
4.都市社会学の登場
5.現代都市社会学の展開
6.都市研究の方法論
索引
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