分類 > 寺山修司研究シリーズ
寺山修司研究 U
A5判・290頁・定価2530円(税込)
2008年09月発行
ISBN978-4-8301-1135-8
在庫: 有 ※ 2023年11月現在
国際寺山修司学会編
本書は、2006年5月に発足した国際寺山修司学会による第2号で、寺山修司の再評価を目指す。彼の芸術は海外で高い評価を得ているにもかかわらず、国内でのそれは真っ当とは言い難い。現代にも通ずる彼の芸術をエッセイ、論文によってアカデミックに論じている。
[戻る]
目次
ロング・グッドバイ(抄) 寺山修司
まえがき 九條 今日子
エッセイ
寺山修司の地下牢 萩原朔美
二十五年目の寺山修司 説経節と寺山修司 白石征
寺山修司と渋谷天井棧敷館 榎本了壱
『山田太一、寺山修司を語る』 安藤紘平
早稲田と映画 寺山修司のすべて≠謔
「逃げ馬テラヤマシュージ」 寺山修司と競馬 小川雅魚
肉体と幻影 霜田千代麿
澁澤龍?と寺山修司 京本麻里子
研究論文
寺山修司の母殺しについて 松崎悟
寺山的空間論 吉田 貢
映画「書を捨てよ町へ出よう」にみられる場所アイデンティティの諸相 加藤智宏
寺山修司の台詞の世界 登り山 美穂子
寺山修司の「裏町」描写に内包される教育思想的意味 上坂保仁
一九七〇年代の作詞作品に着目して
孤独な少年ジャーナリスト 寺山修司 久慈きみ代
中学校(学級)新聞の中にみる編集者寺山修司
寺山修司第一作品集『われに五月を』の構成 小菅麻起子
寺山修司と『マザー・グース』の翻訳 北山長貴
「ロンドン橋が落っこちた」における寺山修司からのメッセージ
寺山修司作『寺山修司メルヘン集』とチャールズ・ディケンズ作 武藤美代子
『クリスマス・キャロル』 想像力の特異性
『奴婢訓』における〈上演〉の軌跡 劇評を中心として 久保陽子
時空を越えた劇場空間 『身毒丸復活』劇評を含めて 山田久美子
『身毒丸復活』ワシントンDC公演 磯部 哲也
『毛皮のマリー』を通して『ああお父さん、……』からのコラージュを読む 清水義和
寺山修司の演劇とフランス 依田千穂
書評 『寺山修司 欧米キネマテアトル』 遠藤幸英
書評 『寺山修司未発表歌集 月蝕書簡』 中川智寛
書評 『万華鏡』対訳寺山修司短歌集 小幡正子
書評 『鬼』(実践的俳句集団 二十一号、二〇〇八年) 清水義和
自著紹介 夢をみせる 森忠明
自著紹介 Shades of Darkness: Kurogo in the Theater of Terayama Sh?ji 遠藤幸英
演劇評 川村毅 演出・主演『毛皮のマリー』 守安敏久
“Kakurenbo” Terayama Sh?ji?s Uncanny Hide-and-Seek セバスチャン・ジョーンズ マーク
国際寺山修司学会 活動記録(二〇〇六―八)
国際寺山修司学会規約
『寺山修司研究』三号 投稿原稿募集
編集後記
[戻る]
当社は、大学・専門学校などの教科書・参考書を主に出版している出版社です
人文・社会・自然科学・教育・保健体育・芸術に至るまで、多種多様な書籍を出版しています
また、学術研究論文や歌集など自費出版も手掛けています
書店・取次店様専用の
注文ページです
こちらから
ご注文ください
あなたの原稿を
本にしてみませんか?
教科書企画・自費出版
受付中!!
簡単な入稿からの
手順を紹介しています
お気軽にご相談ください
画像データの
入稿方法などを
紹介しています
ご一読ください