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講座

日本の都市社会

（全５巻）

２００７年６月より刊行開始

２０世紀を大きく区分すると１９３０年代、１９４５年以降および１９７０、１９８０年が一つのメルクマークとなろう。世界史的視野をふまえ、１９７０、１９８０年代に露頭し、２１世紀に入って顕在・定着化しつつある変動・変化を〈日本の都市社会〉を通して分析解明し、その変化の諸相や質と、２１世紀前半を展望しうる素材を提供する。
その場合主眼は、諸外国の文献、資料、分析事例などをもとより参考にするが、借物でない理論化の方向を追求する。執筆者の主力は都市社会学を専攻するものであるが、財政学、行政学、都市工学などの分野の研究者の協力を得て、実現的かつ政策的問題提起をおこなう。都市社会学の領域に限っていえば、すでに第三世代に重心は移っており、本講座では若手研究者を大胆に起用して、先行研究の蓄積をふまえた都市社会学的研究の新しい方向を創りあげる。

大谷幸夫・北川隆吉監修　　Ａ５判・平均２５０頁・定価３，０８０円（税込）前後

シリーズ一覧

１	都市と産業	近刊
	大谷幸夫・北川隆吉・山根伸洋・稲月　正・藤井史朗・土居洋平・寺田良一
２	都市の構造・経営	近刊
	大谷幸夫・北川隆吉・三浦典子・玉野和志・星野　潔・和田清美・川崎一泰・原田博夫
３	都市社会の生活・文化・意識	刊行済
	大谷幸夫・北川隆吉・有末　賢・浅野慎一・湯浅俊郎・北川由紀彦・山田昌弘・平岡義和・松尾浩一郎
４	都市の諸政策	近刊
	大谷幸夫・北川隆吉・和田清美・三宅　醇・横田尚俊・中澤秀雄・阿部　實・河村則行・緒方章宏・小橋　昇
５	都市社会研究の歴史と方法	刊行済
	大谷幸夫・北川隆吉・有末　賢・不破和彦・矢野善郎・鈴木久美子・陳　立行・山口博一・加納弘勝・渡辺雅子